数学コンプレックス

photo by Silenceofnight

土日だからでしょうか、ブログを書く気になれません。ネタがないんです。基本的に休みの日は家でゴロゴロしてるので、面白いこととか新しいこととかに出会うことがないんです。外に出るとしても行くのは本屋くらい。

本屋といえば最近数学の本をよく見ます。読んではいませんが、眺めてるだけでワクワクします。ですかワクワクと同時に嫌な気持ちにもなります。高校時代に体験した苦い経験。数学に挫折した時の記憶が蘇ります。

僕は中学時代、数学めちゃくちゃ好きでした。学校の授業も好きだったし家でも暇さえあれば問題集をバリバリやったり。それで親や先生には数学以外もちゃんとやれと怒られたりもしました(笑)。難しい問題でも考えるのが楽しくて数学大好きでした。

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しかしそれも中学まで。高校に入ってから変わりました。範囲は一気に広がり覚えることは膨大になり、ちょっと難しい問題になるともうお手上げ。わからない問題にイライラするだけで全然楽しめなくなりました。今までの「自分は数学ができる」という思いが一瞬にして崩れ落ちたんです。あれが初めての挫折だったと思います。

それでも何とか頑張り大学に入り、大学院まで行くことができました。これまでに数学以外の、たくさんの分野に触れてきました。学問というカテゴリに限らず色々と。しかし、それでも未だに「数学」への憧れを捨てきれずにいます。難問を解く快感が忘れられないんです。数学以外であの快感を体験したことはありません。映画や本で感動することはありますが、数学には勝てませんでした。

あの快感をもう一度体験したいです。もう一度数学ができるようになりたいです。

数学コンプレックス